カラオケで歌えば痩せられる?! 業務用カラオケ事業を手がける第一興商が、2009年のカラオケリクエストランキング上位100曲の中から、歌唱消費カロリーの高いカラオケソングランキングをまとめた。
ポップス部門と演歌・歌謡曲部門それぞれの順位は別表の通りだが、コブシを効かせて熱唱するイメージの強い演歌の消費カロリーの数値が低いのが目立つ。「感情を力強く歌うバラード曲は値が高い傾向がある」と同社。確かに、ポップス部門はほとんどがバラード曲だ。
Misia「Everything」は、歌唱時間の長さと力強い歌声が必要なことからポップスの1位につけた。石川さゆりの「天城越え」も、しっとりとかつ情感を込めて歌う曲だけに、演歌・歌謡曲勢でトップとなった。
好きな曲を歌って、少しでもダイエットできるならこんなにありがたい話はないが、実用性はあるのか。ダイエットのサポートを手がける「元気にやせる研究所」(兵庫・西宮)の田村美和管理栄養士は「上位の曲は一般的な曲(10キロカロリー程度)の倍、カロリーを消費することができますね。立って背筋を伸ばし、お腹に力を入れて腹式呼吸を意識して歌うと普通に歌ったときの1・2倍の消費カロリーになりますし、お腹の引き締め運動にもなります」と話す。
とはいえ、「いっぱい歌ったから、といってお酒をたくさん飲んだりおつまみを食べ過ぎると、歌って消費した以上のカロリーを取ってしまいますよ」(田村さん)。
参考までに、生ビールは中ジョッキで200キロカロリー、酎ハイ100キロカロリー、枝豆は130キロカロリー、ポテトは400キロカロリー。確かに飲み過ぎ、食べ過ぎは禁物だ。
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