17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦、シュツットガルト戦で2得点を挙げ、リーガ・エスパニョーラでも14日のバレンシア戦、21日のサラゴサ戦と2試合連続でハットトリックを決めたバルセロナのリオネル・メッシは、名実共に“世界ナンバーワンプレーヤー”であることを証明している。
世間ではすでに、アルフレッド・ディ・ステファノ、ペレ、ヨハン・クライフ、マラドーナといった伝説の名選手さえ超えたという声も上がっているが、本人は周囲の賛辞をいたって冷静に受け止めているようだ。
このたび、スペイン紙『エル・ムンド』との独占インタビューに応じたメッシは、弱冠22歳にして「伝説の選手」と称されることへの率直な思いを述べた。
「“伝説の選手”になるためには、アルゼンチン代表としても成功を収めることが必要だ。つまり、ワールドカップ(W杯)で優勝しなければならない。W杯は選手として大成するのに必要不可欠なタイトルなんだ」
リーガ優勝3回、スペインスーパーカップ優勝3回、チャンピオンズリーグ(CL)優勝2回、FIFAクラブワールドカップ優勝1回、スペイン国王杯優勝1回と、バルセロナであらゆるタイトルを手にしたメッシは、いかなる状況においても平常心を保つよう心掛けているという。
「僕はまだ22歳だ。何もかもがあっという間に起こってしまったが、決して冷静さを忘れてはならないと思う」
一方、サラゴサ戦の2点目で見せたスーパーゴールについては、あくまでも「偶然の産物」であることを強調した。
「結果的にああなっただけで、別にあのプレーを狙っていたわけでもないし、練習していたわけでもない。大事なのは、とにかくトライしてみることだ」
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